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ゴチになります風!?

 
最近読んだ本シリーズ、「死との約束」です。
 

 
こちらは、すごく小さな範囲の中で起きた事件で、
関わる人全員に動機があり、全員が犯人に思える特殊な事件でした。
 
しかも、アガサクリスティもそれをわかっていて、後半、
探偵ポアロが誰が犯人かを説明していく場面をたっぷりとっていて、
犯人かどうかを、一人一人検証していくというスタイルでした。
 
誰が犯人かわからない中、誰が犯人でもあり得るという今回の事件は、
肩を叩かれた人が自腹という、あのゴチになりますのおきまりの場面を
彷彿とさせるようなハラハラ感がありました。
 
夜寝る前に読んでいて、1人の検証が終わって次の人の名前が出るたびに、
「え!?この人が犯人なのかな?!あり得るかな?!」と、回顧するという
作業を繰り返したため、なかなか寝つけませんでした。
きっと脳がフル回転していたのだと思います。笑
 
 
昔書かれた小説ですが、今読んでも新しいと思ってしまうのが不思議です。
 
 

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