読書
2021.04.28
入院していた病院には
図書館があって、
診察や検査待ち、でも
安静にしてねという時間に
随分お世話になりました。
こちら、
話題になっていた本ですよね。
イギリスに住む日本人の母親が
息子の「元底辺」中学校での日常を
描いたノンフィクションです。
差別は人種や出身国だけでなく
貧富や性別でもある。
緊縮財政で
教育の現場が福祉の役割も
担わなくてはいけない。
複雑に絡み合った問題の中で、
少年は悩みつつも前向きに
考えを見つけていくんです。
この柔軟さ、吸収力、
未来を信じる力、
逞しくて羨ましい。
読みたいと思いつつ忘れていた本に
意外な所で出会えてよかったです。
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