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「春にして君を離れ」

アガサ・クリスティーといえば、

推理小説の女王ですよね。

名探偵ポワロ

(イギリスのドラマも!)、

大好きです。


この「春にして君を離れ」は

殺人事件は起きないけれど、

謎が解けていくという意味では

推理小説といえるかも。

しかも、かなり怖い話です。


よき夫と子供に恵まれ、

自分の人生をうまく

築き上げたと思っている女性。

バグダッドから

イギリスへの帰り路、

ふとしたことから

本当に自分は家族と

信頼関係を結んでいたのか

疑問を抱き始める…


ほとんど主人公の

心理描写なのですが、

はらはらしつつ

一気に読み終えました。


ラストはとても残酷にも、

幸せにもとれる、

余韻の残る小説です。


帯によると、鴻上尚史さんも

おすすめしているとか。


殺人のトリックだけでなく、

人の心の動きを繊細に描ける

クリスティーって

素晴らしい作家ですね。

ミステリ以外の作品、他にも

読んでみようと思います。


もしお手に取る機会があれば

皆さまもぜひ。


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