ノンフィクション作家の

石井妙子さんの本を

最近読んでいます。

「おそめ」は

元祇園芸妓が銀座に開いた

バーの名前。

川端康成や白洲次郎なども

集った伝説のバーだったそう。

銀座のママというと、

「黒革の手帖」や

倉科遼さんの「女帝」などが

思い浮かびますが

(これはこれで愛読しています!)、

この本から窺い知れる

「おそめさん」は

凄腕というよりも

あくまで自然体。

それでいて豪気。

実際に会ったら

どんな女性だったのでしょうね。

昭和前半の銀座の空気も

伝わってきて、

とっても読み応えのある

本でした。